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大麦工房ロアについてABOUT

大麦のお菓子誕生物語

足利から東京に行く時に、東武伊勢崎線に乗ります。福居駅を過ぎるころから5月〜6月頃には、一面の麦畑。調べてみると、日本一の大麦の生産地。
大麦でお菓子ができないか?大麦ってなに?
どうやって食べるの?日本全国の大麦の加工を調べ、そして、大麦を焙煎して粉にした「麦こがし」に出会いました。

そして「麦こがし」を使ったお菓子の試作が始まりました。カステラ、マドレーヌ、ブルトンヌ…あらゆる基本配合を試していったところダクワーズ生地がとても相性が良く「これはいけるぞ!」と思いました。メレンゲ生地なので大麦の香ばしさを邪魔しない、かつ一口目で大麦が活きる食感、口溶け後味、日本人好みの構成になっています。そして、1997年11月にその後当店の代表銘菓となる「大麦ダクワーズ」が発売となりました。
※ダクワーズとは、フランスの南西部ランド県ダウス地方に古くから伝わる伝統菓子です。

最初の頃は、既製品の麦こがしを使っていました。
既製品では様々な産地の大麦がブレンドされています。
なんとか故郷の大麦だけを使いたい。当時、苺を通してお付き合いのあった長谷川農場さんが二条大麦をわけてくれました。でも、それを麦こがしにするには精麦し、焙煎して粉砕しなければなりません。
誰もやってくれる人がいません。

「それなら自分たちでやろう」長谷川農場に朝から晩まで上がり込み、精米機を借りて、見よう見まね。精麦度は勘だけで(精麦なんて誰もやったことがない)500キロに挑戦しました。体中、蚊に刺されました。ようやく精麦した500キロの大麦をトラックに積んで、当時既製品の麦こがしを作っていた業者に持って行きました。
「これで麦こがしを作ってくれ」「こんな麦では作れない」「作れなくてもいい。失敗してもいい。全部買い取る。頼む!」こんなやりとりをしばらくした後、最後はやってくださいました。そして出来上がった、100%足利産の、しかも二条大麦100%の世界初「麦こがし」。既製品にはないワイルドでドライなお菓子にぴったりの物に仕上がりました。
あれから二十年経ち、今では年間400トン使用するようになりました。

大麦は知れば知るほど「健康」と「食文化・食育」にとって素晴らしい食材です。
でも戦後ほとんどの家庭から消えつつあります。
「地元の大麦を現代風に活かし需要を喚起したい!
それが日本の農業と食文化のためになる!」と勝手に使命感を持って、今では300種近くのお菓子・食品を大麦でおつくりしています。

工場紹介

安全でおいしい商品を皆様にお届けするために、衛生的に管理された最新の設備で、精麦から検品まで行っております。

コールセンター紹介

コールセンターでは、約100人のオペレーターが皆様からのご注文をお受けしています。

工場直売店紹介

「大麦工房ロア」のある足利市は、「足利学校」や「鑁阿寺」といった名所旧跡や情緒あふれる街並み、藤の花でも世界的に有名な「足利フラワーパーク」など、歴史と自然に恵まれた美しい街です。
お越しの際は、是非お立ち寄りください。


臨時休業および営業時間の短縮を実施させて頂く場合がございます。
ご不便をお掛けいたしますが、店舗までお電話にてご確認の上、ご来店いただけますようお願い申し上げます。

大麦工房ロア 工場直売店

  • 大麦工房ロア 工場直売店

    TEL. 0284-64-8847
    所在地  〒326-0005 
    栃木県足利市大月町3-1
    営業時間  10:00~17:00
    定休日  水・木曜日

  • 大麦亭(旧 つちのか TSUCHINOCA )

    TEL. 0284-64-7600
    所在地  〒326-0005 
    栃木県足利市大月町3-1
    営業時間  11:00〜14:00
    定休日  土・日曜日ランチのみ営業 (他、不定休)
    *2024年は1月13日(土)~営業いたします。

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