11月の風物詩と旬の花
2024/11/01
足利の風物詩「ココ・ファーム収穫祭」
写真提供:ココ・ファーム・ワイナリー様
1950年代、足利市の特殊学級の中学生たちとその担任教師が、山の急斜面に葡萄畑を開墾しました。(後に、障害者支援施設「こころみ学園」となる)
学園の園生たちがいきいきと力を発揮できるよう、この葡萄畑の麓でのワイン造りが考えられ、それに賛同する父兄により『ココ・ファーム・ワイナリー』が設立されました。
急斜面ゆえ、人の手でこつこつやるしかない農作業が、上質なワインを生み出しているのかも知れません。
収穫祭は、毎年11月の第3日曜日とその前日の土曜日に開催され、できたてワインの他に、スパークリングワインからデザートワインまで各種ワインを楽しむことができ、他にも、美味しい料理やスペシャルゲストによる演奏もあり、沢山の人々が訪れます。
※詳細は、「ココ・ファーム・ワイナリー」ホームページをご確認ください。
旬の花『山茶花さざんか』
山茶花の花言葉
「困難に打ち克つ」「ひたむきさ」
「謙虚」
山茶花は、ピンクなどの美しい色の花を咲かせる花木です。日本原産の常緑性の低木で、温暖な本州の以南の地域に自生しています。
香りのよい大きな花を咲かせ、11~1月に見頃を迎えます。花が少なくなる時期に開花期を迎えるため寂しくなった庭に彩りを添えてくれることから、庭木としても広く利用され、生垣などでよく見かけることがあります。
花言葉の由来は、寒さが強まる過酷な季節にも負けずに花を咲かせる姿に由来しています。赤い山茶花の花言葉である「謙虚」は、控えめでどこか寂しげな花姿にちなんでつけられたと言われています。