おおむぎ工房こぼれ話「徳川家康と大麦のはなし」
2023/08/18
「徳川家康と大麦のはなし」
NHK大河ドラマで今、注目の徳川家康。
織田信長は49歳、豊臣秀吉は62歳で亡くなりましたが、家康は平均寿命が50歳だった時代に75歳まで長生きし、その長寿のおかげで天下がとれたといわれています。
その家康が何よりも好んで食べたのが麦ごはんでした。庶民が麦ごはん、お殿様は白米を食べていた時代、家康は健康を考え麦ごはんを食べていました。
ある時側近が気を利かせて白米を出した時、「健康のために麦ごはんを食べているのだ!」と叱責したといわれています。
麦ごはんは食物繊維・ビタミン・鉄分・カルシウムなどがたっぷり含まれ、腸内環境を整える長寿食だと現代では分かっていますが、家康は自らの経験で知っていたようです。
平均寿命の1.5倍の長寿を全うした家康。今でいえば120歳!飽食の現代、私たちも大麦を今一度見直して、長生きしたいものです。
私たちが足利市内の耕作放棄地 こうさくほうきち ※ を大麦で再生する事業に使用している大麦は、通常の大麦の2~3倍の食物繊維を含むスーパー大麦で、健康価値が大麦の中で日本一の種類です。
ぜひ、大麦をたくさん食べて長寿を目指していきましょう。
㈱大麦工房ロア 代表取締役 浅沼 誠司
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※耕作放棄地とは、農家の高齢化や相続による分割で耕されなくなった農地のことで、全国に埼玉県2県分もの面積があります。私たちの地元足利市でも43haあり、今までに約4haを大麦で農地に再生しました。