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おおむぎ工房こぼれ話「麦ふみ」

2024/03/01

「麦ふみ」

この時期(1月~2月ごろ)、元耕作放棄地(こうさくほうきち)※ だった私たちの大麦畑では麦ふみを行いました。
麦ふみを行うことで3月以降暖かくなってゆく中で、より強く大麦は成長していきます。

昔はたくさんの人数で横一列になってカニの横歩きのようにして行う風景が、この時期の風物詩でした。
今ではトラクターに大きなタイヤのようなローラーをつけて一気に麦ふみを行います。

今年も、4月入社予定の新入社員が、この足でふみつけてゆく伝統の麦ふみを体験しました。
初めて訪れた自社農場の大麦畑の広さと麦ふみの面白さに感激していました。

全国4000名以上のオーナー様に支えられている元耕作放棄地(こうさくほうきち)※ の大麦畑。今年も順調に育っています。

地球温暖化の影響で例年より2週間程刈り入れが早まっていますが今年も5月下旬には収穫の予定です。

おおむぎ工房では、大麦のCO2(二酸化炭素)吸収量に注目しています。
例えば、大麦ダクワーズ1個に使用する大麦で500mlペットボトル約1.7本分のCO2を吸収します。

地球温暖化解決のためにももっともっと大麦を広めていきたいと思っております。

 

㈱大麦工房ロア 代表取締役 浅沼 誠司

※耕作放棄地(こうさくほうきち)とは、農家の高齢化や相続による分割で耕されなくなった農地のことで、全国に埼玉県2県分もの面積があります。私たちの地元足利市でも43haあり、今までに約4haを大麦で農地に再生しました。

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