大麦を使ったお菓子の特徴
2019/10/29
大麦工房ロアのお菓子とは
大麦工房ロアでは、大麦を使ったお菓子を取り扱っています。
その代表とも言えるお菓子が「大麦ダクワーズ」と「大麦バターサンド」。
大麦工房ロアならではの大麦を使ったお菓子は、国産大麦100%使用。
大麦を使って焼き上げると、どこか懐かしさの感じる香ばしさが特徴のお菓子に仕上がります。それぞれ大麦を使うことで、大麦ダクワーズは、外はサクッと、中はしっとりふわっとした生地に。大麦バターサンドもサクサク感が抜群に!
大麦という素材は、小麦と違いグルテンが含まれないためお菓子の素材としては扱いがむずかしいものでした。でも焼き上げるとサクッとした香ばしさは、小麦とは違います。
この大麦の特徴を生かしたお菓子、素材にあったお菓子、それが最初に生み出した、
「大麦ダクワーズ」と「大麦バターサンド」でした。
この食感・風味は大麦でないと出せないものだったのです。
大麦へのこだわり
大麦工房ロアの作るお菓子には、小麦ではなく大麦が使われています。
大麦を使用するきっかけとなったのは、電車に乗った際に見た足利市の大麦畑に、代表が心を奪われたからです。車窓からは、黄金色に輝く大麦畑が外一面に広がっていました。
当時、生産されたほとんどの大麦がビール原料として使われていた時代に、「この大麦でお菓子が作れないだろうか?」と思い立ち、試行錯誤を重ね、大麦を生かしたお菓子がつくられました。
小麦と違い「グルテン」が含まれないため製菓・製パンには向かないとされていた大麦ですが、その焼き上がりは、しっとりよりも、サクッと香ばしく焼き上げることに向いた素材です。
その特徴を生かしたお菓子を、独自の配合量や組み合わせ、焼き上がりを研究し、多くの人に楽しんでもらえるお菓子を開発しました。
もちろん素材である大麦には地元の契約農家さんが丹精込めて育て上げたものを使用しており、品種も六条大麦より風味のまろやかさと透明感が出る二条大麦100%の「麦こがし」を使用しています。
これを「麦こがし」つまり、大麦を焙煎し粉にしたものにするまでの製造工程を自社で一貫して行うことで、大麦の味・香りを十分に引き出しているとして、高い評価を得て、フロンティア企業、名誉総裁賞、農工商連携88選はじめ、数々の賞を受賞するまでに至りました。
受賞歴 | 2004年 | 第24回全国菓子大博覧会技術優秀賞受賞 |
---|---|---|
2006年 | 農林水産省優良ふるさと食品コンクール会賞受賞 第28回食品産業センター局長賞受賞 |
|
2008年 | 第13回総務省後援ちいき経済賞受賞 第25回全国菓子大博覧会名誉総裁賞受賞 |
|
2010年 | 大麦ダクワーズがモンドセレクション金賞受賞 東京商工会議所主催「勇気ある経営大賞」特別賞受賞 |
|
2013年 | とちぎ産業活力大賞 最優秀賞を受賞 | |
2014年 | 食品業界で最も栄誉ある 第19回安藤百福賞 発明発見奨励賞を受賞 |
|
2016年 | 第37回 食品産業優良企業 農林水産大臣賞 受賞 | |
2019年 | 大麦バターサンドがモンドセレクション銀賞受賞 |
からだに優しい大麦
大麦には様々な成分が含まれており、体に優しい食材として古くから日本で食されてきました。
たとえば、大麦の水溶性食物繊維「大麦β -グルカン」には、腸内環境を整えてくれる作用があり、体内の免疫力が大幅に向上することが、近年の研究で明らかになってきました。
その他にも幸せホルモンセロトニンの分泌を活性化させるGABAが含まれていることや豊富な食物繊維が含まれていることが有名です。
また、大麦は低GI(グリセリック・インデックス)食品でもあります。血糖値の上昇が緩やかなため、糖尿病や心疾患などの予防だけでなくダイエットなどでも重宝されています。
大麦工房ロアでは、大麦をお菓子や食品にすることで、おいしさだけでなくからだへの配慮もできる商品を目指しています。お菓子だけでなく、麦めしから大麦茶まで様々な商品を取り扱っております。ぜひご賞味ください!