6月の風物詩と旬の花
2024/06/01
6月の風物詩「初山祭り(ペタンコまつり)」
初山祭り(ペタンコまつり)は、浅間神社(田中町)の男浅間(上の宮)と女浅間(下の宮)で、毎年山開きの6月1日に行われます。このお祭りはおよそ300年くらい前から始められたといわれ、足利市の重要文化財に指定されています。
その昔、足利地方に起こった洪水・疫病・飢饉で多くの子供が苦しんだ時、この神社が祀られている山から龍が昇り、救われたことから始まったという伝説があります。
↓古くから縁起物として飾る風習がある、大麦の茎で作る手作りの「麦わら竜」。当社の社員が「麦わら竜」づくりを引き継いでいきます。
写真提供:足利富士浅間神社 様
祭りの当日、子供たちの健やかな成長を祈り参拝し、御朱印(男女で形が異なる)を額に押してもらい、無病・息災・開運を祈願します。男浅間神社、女浅間神社に参拝した赤ちゃんの額に御朱印を押すことから、「ペタンコまつり」の名で親しまれています。
写真提供:一般社団法人 足利観光協会 様
旬の花『紫陽花あじさい』
紫陽花(アジサイ)の花言葉
「家族の結び付き」「寛容(白い花)」
アジサイの原産地は日本ですが、梅雨の頃によく見る丸いアジサイは、ヨーロッパで品質改良されたセイヨウアジサイです。実は、アジサイの花びらに見える部分は萼(ガク)で、中央の丸い粒々が本来の花です。アジサイの咲き方には大きく2種類あり、中央の花を囲むように咲く「額咲き」と、ブーケのように丸く咲く「手まり咲き」があります。花言葉は種類や色によって様々です。「家族の結び付き」は、小さな花が集まっている様子からつけられた花言葉です。
6月 麦秋を迎え、大麦の収穫がはじまっています
撮影地:おおむぎ工房 契約栽培農場