10月の風物詩と旬の花
2024/10/01
足利の風物詩「下野國一社八幡宮秋祭」
下野國一社八幡宮は、天喜てんぎ4年(1056年)に八幡太郎の名で有名な源義家みなもとのよしいえが、前9年の役にて、陸奥の豪族・安倍頼時あべのよりとき親子との戦いの勝利を祈願して
山城の国(現京都府)の男山八幡宮を勧請かんじょう(神仏の分身・分霊を他の地に移して祀る)し創建されました。
祭神は「誉田別尊ほむたわけのみこと、大帯姫命おおたらしひめのみこと、姫大神ひめのおおかみ」です。源頼義みなもとのよりよし・義家よしいえ父子が創建した後は、源姓足利氏の庇護の下で隆盛したと言われています。
また、境内には日本三大縁切稲荷の一つに数えられる縁切りで有名な門田稲荷神社があります。
秋祭では、足利市無形文化財に指定されている神楽が披露されます。
旬の花『金木犀きんもくせい』
金木犀の花言葉
「謙虚」「陶酔」「気高い人」
甘く強い芳香で魅了し、一度その香りを嗅ぐと忘れられない印象を残し、芳香剤や香水などにもなっています。
黄色やオレンジの小さい花がたくさん咲きますが、開花は3~5日程と短くすぐに散ってしまいます。